スポーツ推薦からの再受験で2年で医学部合格

現役医学生(再受験)が私立医学部の受験について語る。僕の大好きなワンピース、旅行、筋トレ、ブログ運営についても書いていきます。

知的障がい者労働施設に行って思ったこと。医学部受験生にこれだけは伝えたい、いや全ての人に伝えたい

こんな人に読んでほしい

日本にいるすべての人に読んでほしいです。 本気で読んでほしいです。 医学生、医学部の受験生には、必ず読んでほしい。

知的障がい者に対しての認識が変わります。 何か行動を起こして欲しいとまでは言いません。

知的障がい者つまり一般社会に適応するのが、困難な方とはどんな人なのか

または、実際に今どんな問題を抱えているのかを

とにかく知ってほしいです

一人でも多くの方が知ること、それが彼らが生きやすい世の中ができる第一歩と信じてます。

微力ながら彼らのために何かできることをしたいと思いこの記事を書くことにしました。

 障がい者労働施設でしたこと

今日、障がい者労働施設に行ってきました。

一日の流れ

  • まず現地に到着し、スタッフの方から知的障がい者について また、現在抱える問題について詳しく説明をいただきました。 その後朝の会に参加。

*一緒に労働をさせていただきました。  雑巾をミシンで縫うという作業。

  • 一緒に給食を食べさせていただきました。栄養士の方に教えてもらいました。

  • 午後は靴下の梱包を一緒にやらせていただきました。

  • 最後に、スタッフの方に質問をされたり、したりして  帰りの会に参加した後、帰りました。

実際に行ってみて感じたこと、学んだこと

知的障がい者は三つに分けられる

聞いた話だと、知的障がい者の通う学校が高校まであるみたいです。 卒業後に

1.一般企業で働ける方

2.見守ってくれる人がいる障がい者の労働施設で働く方

3.生活保護を受けなければならない方

僕が今回行ったのは2つ目です。

労働しているときの様子

一言で言うと、とてもまじめです。 僕らなんかよりずっとまじめです。 50分仕事をして10分休むを繰り返すのですが、 50分間かなりの集中力で取り組んでいました。 確かに作業自体はとても簡単なものです。 しかしそれを正確に丁寧に教えられたことに忠実に自分の仕事をしていました。 そして休憩はたくさん話をして気分転換。メリハリもあります。

とっても生き生きしていました。 こんな姿、僕は想像していませんでした。

知的障がい者の性格

フレンドリーです。 初めて会った僕にたくさん話しかけてくれました。 とても明るく常に笑顔です。たくさんの元気をいただきました。 すれ違うたびに挨拶をしてくれます。 僕が、作業をしてても大丈夫?できる?とたくさんの方に声をかけてもらいました。 皆さん、温かく優しいです。 こんな方々につらい思いをさせたくありません。

知的障がい者同士の関係

仲良しです。 僕らの友人関係と一緒です。 皆さんですごく盛り上がっていたのが印象的でした。

中にはどうしても喧嘩になってしまうコンビもあるみたいで、僕がいるときも喧嘩していました。 でも殴ったりとかものに当たったりはしません。口喧嘩ですね。 僕らもどうしても喧嘩になる人いますよね。一緒です。

また男女がいるので、カップルもいました。 ラブラブでした。いいですね。なにも僕らと変わりません。 しかし、どうしても現状では本人達が結婚したくても、現実には難しいみたいです。

今抱えている問題

緊急の時、病院に受け入れてもらえない。 病院としてはリスクが上がるからです。 たらいまわしにあってしまうらしいです。

自分で症状が言えないため、がんが末期に発見されることが多いみたいです。

とても悲しいです。

伝えたいこと

知的障がい者の方は僕らとほとんど変わりません。 ほんとに明るく、優しく、楽しいことが大好きな人たちです。

苦手なことって僕たちにもありますよね。 その苦手なことが少し多いだけです。

しかしできることはしっかりまじめにやろうとします。

僕は、そんな彼らをもっと身近に感じ、知り、味方でありたい。 そう強く思いました。