私立医学部の数学で合格点を取る方法 - スポーツ推薦からの再受験で2年で医学部合格

はじめに
対象読者
同じ問題を繰り返せ
センター試験の問題を解く
微分、積分は絶対に落とすな
確率や図形を絡めた問題は難しい
赤本について
本番での解く順番
まとめ

はじめに

今回は私立医学部の数学で合格点を取る方法について書いて行きます。

私立医学部の数学は特徴的です。普通の勉強をしていてもなかなか解ききれないと思います。

なかなか私立医学部の数学に特化して教えてくれることってないですよね。僕も受験生のときそうでした。そこで皆さんの少しでも役に立ちたいと思い書くことにしました。

大事なのは全て解こうとしないことです。

「いかに点数をもぎ取るか」が勝負となります。

ここでは、そんな私立医学部に対応できる勉強法と本番どのように解いていくかを解説していきます。

対象読者

私立医学部の数学の勉強法がわからない
時間内に解ききれない
過去問でわからない問題が多い
数学が苦手だ

同じ問題を繰り返せ

予備校に通っている人は、予備校のテキストを何回も何回も繰り返しましょう。チャートや標問などの網羅系の問題集でも構いません。一回できたからもういいやと新しい問題を解きたくなる気持ちはわかります。僕もそうでした。でも違うんですよね、ほんとに。一回理解して解けた問題、一ヶ月後に解いてみて下さい。意外とできない問題が多いです。または時間がかかってしまったり。これじゃダメなんですねー。私立医学部の数学は時間との戦いです。

瞬時に解答を頭に浮かばなければ間に合いません。同じ問題を繰り返すことにより、問題が型となって頭に入って来ます。そうなれば、一見違う問題でも型から応用して解くことができます。それが応用問題を解くコツなんです。

これは何度も同じ問題を解くことにより身に付けることができます。

センター試験の問題を解く

センター試験の問題は私立医学部の問題と似ています。私立医学部も穴埋めで時間が厳しいという点で、センター試験とかぶるので良い演習になります。過去問を解いたことのある人はわかると思いますが、私立医学部の問題は基本的な計算問題が意外と多いです。赤本は答えがなかったら解説がなかったりするので、最初のうちはセンター試験の過去問で計算のスピード、正確さを養うのが効率いいです。センター試験を時間内に正確にできるようになれば、私立医学部の計算問題で困ることはないでしょう。意外と本番になると計算問題で落とすことが多いので是非実践してもらいたいです。

微分、積分は絶対に落とすな

微積分は頻出分野です。最初は取っつきにくいですが、一度理解して演習を重ねることにより、ほぼ確実に得点することができます。さらに私立医学部では典型的な問題がほとんどです。逆にここで落とすと厳しいです。確実に得点出来るように基礎を固めておきましょう。難しい問題は必要ないです。

確率や図形を絡めた問題は難しい

私立医学部は確率や図形の問題を応用問題として出すことが多いです。これは型が頭に入っていれば解ける問題もありますが、考えないとわからない問題も多いです。これらの問題は解けたらラッキー的なスタンスで臨みましょう。周りの受験生も大抵出来ていないのでここで、ディスアドバンデージにはなりません。

赤本について

夏から少し、始める。何が足りないか見極めるため。まあでも10月くらいまでは基礎をしっかりやりましょう。上に述べた通りです。私立医学部は時間配分が命取りとなります。大学によって、どこにどれだけ時間をかけるなど全然違うので、赤本対策に最低2ヶ月はかかります。とにかく時間を測って何年分も解きまくりましょう。同じ年度を何度もやる必要はありません。